船橋にある名店『居酒屋 まる福』をご存知ですか?
値段が安く美味しいため、いつも店外に並び待ちの人がいます。
そんなまる福の中でも、もつ煮込みが絶品です。
今回はそのもつ煮をなんとか自宅で作れないか、チャレンジしてみました。
背脂のコクと、かつお出汁の香りと旨みを効かせたコッテリだけどあっさりなモツ煮を作ってみました。
作る際のポイントは、
・モツの臭みをしっかり取ること
・背脂を加える事
この2点です。これらにより、まるで居酒屋の様な、ワンランクもツーランクも美味しさがアップしたモツ煮を作ることが出来ます。
寒い時期にもピッタリなモツ煮をぜひ作ってみてください。
背脂のコクが美味しいモツ煮 材料
・豚ミックスホルモン 800g
※今回は肉のハナマサでフワやガツなどが入ったミックスホルモンを使用しました。
・大根 1/2本
・こんにゃく200g
・背脂 200g
・ネギの青いところ1〜2本分(下ごしらえ用)
・しょうがスライス 2〜3枚(下ごしらえ用)
●カツオ出汁 500ml
●醤油 50ml
●酒 50ml
●みりん 30ml
●白出汁 20ml
●塩 味をみて小さじ1程度
背脂のコクが美味しいモツ煮 レシピ
具材の下ごしらえをしていきます。
まず、モツについては一度お湯で茹で、ザルにあげます。その後水で冷まします。
モツに塩を3つまみほど加え、ザルの中で揉んで臭みをとります。
この時モツのシワや内側の部分をしっかり指で擦って洗っていきます。
その後、水で塩を洗い流してモツの下処理は完了です。
モツの臭いが気になるようであれば、同じ工程を繰り返して下さい。
次に大根は厚さ1センチ程度でいちょう切りにします。
いちょう切りにした大根をお湯で10分ほど下茹でし、茹で終わったらザルに上げておきます。
次にこんにゃくです。包丁で食べやすい大きさに切ってもいいですし、手やスプーンでちぎっても良いです。
ちぎったこんにゃくをお湯で1分ほど下茹でし、茹で終わったら水で軽く洗い、ザルに上げておきます。
次に豚の背脂を調理していきます。※こちらもミックスホルモンと同じく、肉のハナマサで仕入れました。
圧力鍋に凍った状態の背脂と浸るくらいのお水、ネギの青いところ、しょうがを加え、20分程度煮ていきます。
圧力鍋が無い場合は、1時間程度煮込み、背脂がお箸でつかめないくらい柔らかくなるまで煮ていきます。
この時、煮込んだ背脂から、透明な液体の脂と白い固形の脂が出ます。この白い脂が甘みがあるため、ザルなどで固形の脂だけを取っていきます。
鍋に下処理した具材と、●の材料、ザルでとった固形の脂を加え、1時間程度煮ていきます。
モツのスジの部位が柔らかくなれば完成です。
背脂のコクが美味しいモツ煮 完成
お好みでネギと一味などを加え完成です。
今回は、冷奴と枝豆、道の駅でゲットしたシークヮーサーで作ったサワーと一緒にいただきます。
もつ煮込みは、カツオの香りと背脂のコクと甘みが合わさり最高に美味しいです。居酒屋に引けを取りません。
また、コッテリしたモツ煮がサワーととても合います。
モツの下処理をしっかりすること、そして背脂を加える事でまるでお店の味になりますよ。
皆さまもぜひお試しください。
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