手羽先をピチットシート(脱水シート)で、一晩脱水し、一夜干しにしてみました。
スーパーでもお安く手に入る手羽先は、事前に手間ひまをかけることでとても美味しくなります。
脱水する事で余計な水分が抜け、旨味が凝縮され、焼くと手羽先の皮がパリパリ、中のお肉は骨離れが良く旨味が強くなります。
今回はシンプルに塩焼きで味わってみました。
ピチットシートで手羽先の一夜干し レシピ
・手羽先
・塩(脱水用)
・塩(調味用)
ピチットシートで手羽先の一夜干し 下処理
手羽先を購入したら、まずは水で表面を洗い流しましょう。余計な臭みが取れます。
また、スーパーで売っていても、処理が甘く鳥の羽のつけ根部分が付いてる可能性もあるので、その場合は摘んで取り除きます。
軟骨などもついている場合はハサミで切り取り、取り除いておきます。
キッチンハサミなどで点線のところで切り分けます。手間がかかりますが、その後の調理がしやすく、また食べやすくなります。
切り取った細い方も唐揚げや、スープの出汁として使う事が出来ます。
ピチットシートで手羽先の一夜干し
ピチットシートで手羽先の水分を抜いて、旨味を凝縮して行きます。
手羽先をピチットシートで上下に挟んでいきます。この時、手羽先に軽く塩を振っておくとより脱水効果があります。
挟んだら冷蔵庫に入れ、一晩寝かします。
ピチットシートで手羽先の一夜干し 焼き
一晩おくと、このような見た目になります。皮表面が引き締まり、触るとおばあちゃんの皮膚のような感触があります。
あとは、弱火で両面10分ずつじっくり焼いていきます。
表面に焼き色がつき、骨から血がしみて出なければ焼き上がりです。
完成しました。
食べてみると、皮がパリッとしており、身はホロっとほぐれて食べやすく、鳥の旨味が凝縮しています。
手羽先ってこんなに美味しかったんですね。
柚子胡椒や一味マヨネーズなども合いますよ。
手間はかかりますが、ぜひ一度お試しください。
コメント